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北部

モシ (Moshi)

アルーシャ (Arusha)

タンガ (Tanga)

パンガニ (Pangani)

ルショト (Lushoto)

モシ(Moshi)

☆キリマンジャロ山の麓の町。キリマンジャロ・コーヒーの集散地およびキリマンジャロ登山の入り口として有名。またタンザニアでももっとも教育に熱心なチャガ人の町でもある。
キリマンジャロ山登山にはいくつかのコースがあるが、もっともポピュラーなのはマラング(Marangu)ルートで、モシから東35kmのマラングの村から4泊5日で登る(※キリマンジャロ登山のページ参照)。

アルーシャ (Arusha)

☆北部の中心都市。ケニアのナイロビとも4時間の距離。東アフリカ共同体の本部が置かれ、アルーシャ国際会議場(AICC)では各種の国際会議や、国際司法裁判が開かれ、外国人の往来の多い国際都市で活気がある。 セレンゲティ、ンゴロンゴロといった北部サーキット・サファリへの出発地点。
1967年、故ニエレレ大統領がウジャマー(アフリカ社会主義)への道を示し、タンザニアの歴史を大きく決定したアルーシャ宣言が発表された。

タンガ (Tanga)

☆ダルエスサラームの北、キリマンジャロ州から見ると東にある海岸沿いのタンガ州の州都。港湾都市として植民地時代当初から発展し、キリマンジャロ・コーヒーやサイザルの輸出港として栄えた。タンガからモシ、アルーシャを結ぶ鉄道はドイツの植民地時代の1890年代から建設が始まり、1908年モシまで開通した。その後、港の水深が足りず、大型船が寄航できないという制約で発展に限界があったが、今なおダルエスサラームに次ぐ貿易 港としての位置は保ち、港町らしい面影を残している。対岸に望むペンバ島やザンジバルとの関係も深い。区画整理された町並 みが美しい。

パンガニ (Pangani)

☆タンガの南50kmほどの海岸沿いにある古い港町。スワヒリ都市国家が栄えていた跡が残っているが、静かな漁業町である。白い砂浜、美しい海で知られ、近年ビーチリゾートとしての観光を目指している。

ルショト (Lushoto)

☆タンガからモシへ向かう街道筋にあるウサンバラ山地の中腹にある町。標高1,500mを超え、冷涼な気候のため、ドイツ植民地時代、最初の植民者が入植し、コーヒーその他を作った。今でもその植民時代の面影を残す屋敷や農園が散在している。1970年代から、ダルエスサラームを市場とした高原野菜の産地として発展してきた。最近は古いドイツ人の屋敷をロッジに改装し、そこを拠点として、森林、川、滝などのトレッキング、ウサンバラ山地の頂上から、マサイ・ステップやキリマンジャロ山を遠望するといった観光プログラムが盛んになってきている。

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