Habari za Dar es Salaam No.143 "Miaka 50 ya Mapinduzi Zanzibar" ― ザンジバル革命50周年―
根本 利通(ねもととしみち) 2014年1月12日、ザンジバルは革命50周年を祝った。50年経過した今、その革命の歴史的評価が問われるようになった。何が達成され、何ができなかったか?あるいは失われたものがあるのか?これからどこへ向かうのか? 📷 革命50周年式典 『The...
根本 利通(ねもととしみち) 2014年1月12日、ザンジバルは革命50周年を祝った。50年経過した今、その革命の歴史的評価が問われるようになった。何が達成され、何ができなかったか?あるいは失われたものがあるのか?これからどこへ向かうのか? 📷 革命50周年式典 『The...
根本 利通(ねもととしみち) Saud bin Ahmed al Busaidi『Memoirs of an Omani Gentleman from Zanzibar』(Al Rorya Press & Publishing...
根本 利通(ねもととしみち) 家島彦一『海域から見た歴史ーインド洋と地中海を結ぶ交流史』(名古屋大学出版会、2006年2月刊、9,500円) 本書の目次は以下のようになっている。 📷 序章 インド洋と地中海を結ぶ大海域世界 第Ⅰ部 海域世界の成り立ち...
根本 利通(ねもととしみち) この数年、ニエレレ財団から「ムワリムの足跡」と題するDVDが出たり、類似するDVDのシリーズが何本か出ている。主にニエレレの演説を集めたものだ。ニエレレの足跡を記録しようという動きである。まだ全部は見ていないが、比較的晩年(大統領引退後)のもの...
根本 利通(ねもととしみち) 松浦光利『アフリカ大船長奮闘記-国際協力六年半の記録』(成山堂書店、1985年1月刊、1,800円) 📷 本書は1975年4月~81年12月までの松浦船長の、ザンジバルおよびコモロでの海運指導の大奮闘の記録である。コモロは最後の3ヶ月だけで...
根本 利通(ねもととしみち) Alan Villiers 『Sons of Sindbad』(Arabian Publishing、2006年刊) 古典に属する本である。原著は1940年、英国と米国で発刊された。再版は1969年米国ニューヨークで多少の修正が施された。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 新年、明けましておめでとうございます。 2014年が皆様にとって、タンザニア、日本、世界にとって平和な年になりますよう祈念いたします。 📷 新年らしく楽しい旅の話をしたい。前回の海外旅行は2011年11月のブルンジだった。2012年には日...
根本 利通(ねもととしみち) 永原陽子編『生まれる歴史、創られる歴史-アジア・アフリカ史研究の最前線から-』(刀水書房、2011年3月刊、2,900円) 📷 本書の構成は次のようになっている。 はじめに(永原陽子) 1章 選択される過去(石川博樹)...
根本 利通(ねもととしみち) 良知力『向う岸からの世界史-一つの四八年革命史論』(ちくま学芸文庫、1993年刊、1,200円。原著1978年刊) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 Ⅰ. 向う岸からの世界史 四八年革命における歴史なき民によせて...
根本 利通(ねもととしみち) 2013年9月29日の英語紙『The Citizen』のトップに、スワヒリ語紙『Mwananchi』『Mtanzania』2紙が発禁になったという記事が載った。それぞれ14日間、90日間の発行停止だという。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) オリーヴ・シュライナー作、大井真理子・都築忠七訳『アフリカ農場物語(上)(下)』(岩波文庫、2006年7月刊、600円+760円) オリーヴ・シュライナー(Olive Schreiner、1855~1920年)は南アフリカの作家で、本書はその代...
根本 利通(ねもととしみち) 勝俣誠『新・現代アフリカ入門-人々が変える大陸』(岩波新書、2013年4月刊、820円) 著者は1991年に『現代アフリカ入門』という岩波新書を出した。22年後の新版である。この間、アフリカはどう変わったのだろうか。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) チヌア・アチェベの訃報がタンザニアで報道されたのは2013年3月23日である。亡くなったのはアメリカ合州国のボストンの病院で、3月21日、享年は82歳とのことである。その後数日間、追悼の記事が英語紙、スワヒリ語紙に連載された。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 山本佳奈『残された小さな森-タンザニア 季節湿地をめぐる住民の対立』(昭和堂、2013年3月刊、4,800円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 序章 第1章 湿地開発をめぐる住民の対立と折り合い 第2章 人と自然のかかわり...
根本 利通(ねもととしみち) 佐野通夫『アフリカの街角から-ジンバブエの首都ハラレで暮らす』(社会評論社、1998年5月刊、2,200円) 今年になってケニアの総選挙で、ケニア独立後の白人農園収用の結果、ケニア最大の地主となったといわれる西欧社会で覚えのめでたい独立の父の息...
根本 利通(ねもととしみち) グビさん(Salum Ngubi)が亡くなったのは、2013年8月26日早朝、ムヒンビリ国立病院においてだった。享年53歳。葬儀は翌日、故郷であるモロゴロ州キンゴルウィラ村で営まれ、一族の墓地に永眠した。「グビさん逝く」 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 近藤史『タンザニア南部高地における在来農業の創造的展開と互助労働システム-谷地耕作と造林焼畑をめぐって』(京都大学アフリカ地域研究資料センター、2011年3月刊、2,000円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。...
根本 利通(ねもととしみち) 吉國恒雄『燃えるジンバブウェ-南部アフリカにおける「コロニアル」・「ポストコロニアル」経験-』 (晃洋書房、2008年9月刊、1,400円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 第1章 燃えるジンバブウェ...
根本 利通(ねもととしみち) モザンビークと国境を接する南部ムトワラの沖に天然ガスが産出することはかなり前からわかっていた。ダルエスサラームから見てムトワラの手前のキルワの沖のソンゴソンゴでは10年以上前から商業生産が始まっていたし、モザンビークでも大規模なコンソーシアムが...
根本 利通(ねもととしみち) 高野秀行『謎の独立国家ソマリランド-そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(本の雑誌社、2013年2月刊、2,200円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 プロローグ 地上に実在する「ラピュタ」へ...