Habari za Dar es Salaam No.129 "City Transport in Dar es Salaam" ― ダルエスサラームの市内交通 ―
根本 利通(ねもととしみち) 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 2013年がタンザニア、日本、世界の人たちにとって平和で豊かな年になるように、心から祈念しています。 新年にふさわしい、ちょっと嬉しいニュースをお届けします。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 2013年がタンザニア、日本、世界の人たちにとって平和で豊かな年になるように、心から祈念しています。 新年にふさわしい、ちょっと嬉しいニュースをお届けします。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 大津司郎『アフリカン ブラッド レアメタル』(無双舎、2010年4月刊、1,200円)。 副題には-94年ルワンダ虐殺から現在へと続く『虐殺の道』と付いている。 📷 本書の構成は次の通りである。 第1部 「血の季節」...
根本 利通(ねもととしみち) Juhani Koponen『People and Production in Late Precolonial Tanzania-History and Structures』(Scandinavian Institute of...
根本 利通(ねもととしみち) ニエレレ英雄伝説というのに興味がなかったから、ニエレレの若き日というのをほとんど知らない。政治家となってから、特にタンガニーカが独立し、アルーシャ宣言を出してからという政治史はそこそこ知っていたのだが、ニエレレという人格がどういう風に形成された...
根本 利通(ねもととしみち) 最近、と言っても私は日本に住んでいないので、いつからかはよくわからないのだが、『〇〇の世界史』という題名の本、主に新書本がよく出版されているようだ。世界史ブームなのか、単に新書戦争のネタに困って、安易に編集者が勧めているのかは知らない。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 2012年8月26日から、独立後第5回の国勢調査が行われた。ちょうど10年ぶりである。前回(2002年)の時は、予算がなくて14年ぶりだったが、今回は予定通り10年ぶりに行われた。 📷 国家身分証明書登録キャンペーン...
根本 利通(ねもととしみち) マーク・トゥエイン『レオポルド王の独白』(佐藤喬訳、理論社、1968年9月刊、480円) 藤永茂『「闇の奥」の奥ーコンラッド・植民地主義・アフリカの重荷』(三交社)の読書ノート「読書ノート」第20回」の際に、次のように書いた。...
根本 利通(ねもととしみち) 2012年8月12日の新聞に「戦争」の字が躍った(写真参照)。タンザニアは平和な国だから、ふつう戦争は外国の出来事だが、これは当事者になる可能性がある。ニャサ湖(マラウィ湖)の湖水の国境を巡る紛争が再発したのだ。8月6日の新聞で、タンザニア政府...
根本 利通(ねもととしみち) 戸田真紀子『アフリカと政治ー紛争と貧困とジェンダー』(御茶の水書房、2008年8月刊、2,400円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 序章 アフリカを勉強する10の理由 第Ⅰ部 アフリカの「民族紛争」の神話と現実...
根本 利通(ねもととしみち) 7月4日付けの非政府系英字紙『The Citizen』にびっくりする記事が載った。トップ記事で「ダルはウランの戦いに勝った」と見出しにある(写真参照)。Bernard Jamesの署名記事である。その記事の内容を要約すると次のようになる。 📷...
根本 利通(ねもととしみち) 栗本英世『民族紛争を生きる人びとー現代アフリカの国家とマイノリティ』(世界思想社、1996年4月刊、2,233円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 はじめに 第Ⅰ章 戦後から戦前へースーダンの内戦...
根本 利通(ねもととしみち) スワヒリというとその語源からして海岸のことであり、スワヒリ海岸というと南部ソマリアから、ケニア、タンザニアを経て、北部モザンビークにかけた東アフリカ海岸を指す。従って、スワヒリ社会研究というと、北からラム、マリンディ、モンバサ、ザンジバル、ダル...
根本 利通(ねもととしみち) 井野瀬久美恵・北川勝彦編『アフリカと帝国ーコロニアリズム研究の新思考にむけて』(晃洋書房、2011年2月刊、3,200円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 序章 コロニアリズム研究の新思考にむけて...
根本 利通(ねもととしみち) 6月14日、新年度予算案が発表になった。今年は、4月の野党CHADEMAの「首相不信任動議」に揺さぶられて、キクウェテ大統領は5月4日に内閣改造に追い込まれ、更迭した6人の大臣の中に主要な財務、通産、運輸、鉱山エネルギー大臣が含まれていたから、...
根本 利通(ねもととしみち) 藤永茂『「闇の奥」の奥ーコンラッド・植民地主義・アフリカの重荷』(三交社、2006年12月刊、2,000円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 Ⅰ 『地獄の黙示録』と『闇の奥』 Ⅱ ベルギー国王・レオポルド2世...
根本 利通(ねもととしみち) アフリカの歴史の勉強を始めたころ、ほとんど興味がなかったのは、19世紀のヨーロッパ人探検家たちの話である。いわゆるリヴィングストン、スタンリー、バートンたちの伝記である。彼らは探検家であれ、キリスト教の宣教師であれ、その後のヨーロッパ列強による...
根本 利通(ねもととしみち) 羽田正『新しい世界史へー地球市民のための構想』(岩波新書、2011年11月刊、760円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 はじめに 序章 歴史の力 第1章 世界史の歴史をたどる 1. 現代日本の世界史...
根本 利通(ねもととしみち) 4月1日に注目の補欠選挙が行われた。前号でも少し触れたが、アルーシャ州アルメル東選挙区の補選である。 📷 攻めるCHADEMA©Mwananchi 結果からいうと、野党CHADEMA(民主開発党)候補の26歳のジョシュア・ナサリ(Joshu...
根本 利通(ねもととしみち) タンザニア独立50周年の様子は、「ダルエスサラーム通信」第117回」で簡単に伝えた。しかし、タンザニアの新聞記事や私が直接話したタンザニアの人たちの感想を含めて、タンザニアの独立50周年はなんだったのかというのをもう少し考えてみたい。...
根本 利通(ねもととしみち) 心配されたザンジバルの選挙も平穏に終わり、予定通り連立政権が発足した、2010年11月19日の英字紙『The Citizen』に次のような書評が出た。「ザンジバル革命の本、全ての人に必読」と。インド洋西海域の歴史を学ぶ者として、ザンジバル革命の...