Habari za Dar es Salaam No.149 "Sensa 2012-4" ― 国勢調査2012年(4) ―
根本 利通(ねもととしみち) 2012年8月に実施された独立後第5回の国勢調査の第1回報告集(行政区毎)「国勢調査2012年(2)」は2013年3月末に刊行されたが、9月末にそれに続く第2回報告集(年齢・性別の分析)「国勢調査2012年(3)」が出た。そして今回(2014年...
根本 利通(ねもととしみち) 2012年8月に実施された独立後第5回の国勢調査の第1回報告集(行政区毎)「国勢調査2012年(2)」は2013年3月末に刊行されたが、9月末にそれに続く第2回報告集(年齢・性別の分析)「国勢調査2012年(3)」が出た。そして今回(2014年...
根本 利通(ねもととしみち) 重松伸司『マラッカ海峡のコスモポリス ペナン』(大学教育出版、2012年3月刊、1,800円) 📷 本書の目次は次のようになっている。 第1章 ビンロウと植民者 第2章 アジールの島 第3章 コスモポリス誕生...
根本 利通(ねもととしみち) ベッシー・ヘッド著、楠瀬佳子訳『マルー愛と友情の物語』(学藝書林、1995年2月刊、2,000円) ベッシー・ヘッド(1937~86年)は南ア・ナタール州生まれ。1964年にボツワナに移住し、その村で作家活動を行った。アパルトヘイトの解消を見ず...
根本 利通(ねもととしみち) 2014/15年度の暫定予算案は3月8日に発表された。昨年より半月早い。ドドマでは制憲会議をやっていてその話題で持ち切りだったから、ちょっと予想外だった。この後、紆余曲折があるのだが、まず昨年度の最終予算案と今回の暫定予算案とを比べてみよう。「...
根本 利通(ねもととしみち) 大林稔・西川潤・阪本久美子編『新生アフリカの内発的発展-住民自立と支援』(昭和堂、2014年1月刊)。 本書の目次は以下のようになっている。 序説 新生アフリカにおける内発的発展の動態と展望(西川潤・阪本久美子)...
根本 利通(ねもととしみち) 山田篤美 『真珠の世界史-富と野望の五千年』(中公新書、2013年8月刊、940円) 📷 本書の目次は次のようになっている。 第1章 天然真珠の世界 第2章 古代日本の真珠ミステリー 第3章 真珠は最高の宝石だった...
根本 利通(ねもととしみち) ラス・カサス著、染田秀藤訳 『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫、1976年初版) 📷 古典的な史料である。著者バルトロメー・デ・ラス・カサス(1484~1566)はスペインのセビリア生まれのドミニコ会所属のカトリック司祭。...
根本 利通(ねもととしみち) タンザニアはタンガニーカとザンジバルとの連合50周年を4月26日に祝った。その2日前の24日にダルエスサラームの幹線道路にさまざまな写真の看板とタンザニアの国旗2本をはためかせた宣伝が一斉に出た。わずか2日前である。国中挙げての祝賀行事という雰...
根本 利通(ねもととしみち) C.N.アディーチェ著、くぼたのぞみ訳『アメリカにいる、きみ』(河出書房新社、2007年9月刊、1,800円) 📷 本書は短編集であり、以下の10編が収められている。 ・アメリカにいる、きみ ・アメリカ大使館...
根本 利通(ねもととしみち) 『現代思想―総特集 ネルソン・マンデラ』(2014年3月臨時増刊号、青土社)。 本書の目次は以下のようになっている。 追悼 (J・M・クッツェー、ゼイクス・ムダ、バラク・オバマ、くぼたのぞみ) 作品 (ウォレ・ショインカ)...
根本 利通(ねもととしみち) 昨年末から今年前半にかけて、タンザニアで大きな問題となっていたのは政治的には憲法改正問題だろう。これは現在も進行中で、民衆の声を背景にした与野党の駆け引きが厳しい。来年の総選挙、政治体制に直結するからだ。それ以外で社会的に話題になったテーマはい...
根本 利通(ねもととしみち) 赤嶺淳編『グローバル社会を歩く-かかわりの人間文化学』(新泉社、2013年3月刊)。 📷 本書の目次は以下のようになっている。 序 フィールドワークの可能性を拓く(赤嶺淳) 第Ⅰ部 人間と環境...
根本 利通(ねもととしみち) 高尾具成『特派員ルポ-サンダルで歩いたアフリカ大陸』(岩波書店、2013年6月刊、2,500円) 📷 本書の目次は次のようになっている。 序章 眠らぬ者たちが暮らす大陸 第1章 続く「虹の国」への挑戦-南アフリカ...
根本 利通(ねもととしみち) ムゼー・アリ・サイキ(Ally Kleist Sykes)が、2013年5月19日ナイロビのアガカーン病院で亡くなった。享年87歳。死因は心臓と肺臓の不全と報道されている。 📷 葬儀の様子 『The Citizen』2013年5月21日号...
根本 利通(ねもととしみち) グギ・ワ・ジオンゴ著、宮本正興訳 『泣くな、わが子よ』(第三書館、2012年刊、1,400円) 📷 ケニアのみならずアフリカ大陸を代表する作家であるグギ・ワ・ジオンゴの出世作である(1962年)。第二作であるが、出版は最も早い(1964年)...
根本 利通(ねもととしみち) チヌア・アチェベ著、粟飯原文子訳 『崩れゆく絆』(光文社古典新訳文庫、2013年12月刊、1,120円) 📷 チヌア・アチェベが亡くなってから1年が経過した(『チヌア・アチェベのこと』を参照してほしい)。その当時、アチェベの著作をダルエスサ...
根本 利通(ねもととしみち) 早瀬晋三『歴史空間としての海域を歩く』(法政大学出版局、2008年10月刊、2,500円) 📷 本書の目次は次のようになっている。 Ⅰ 調査日誌-香料諸島、スラウェシ島北部 Ⅱ 書評空間 1. 臨床の知を考える...
根本 利通(ねもととしみち) 2012年8月に実施された独立後第5回の国勢調査の第1回報告集(行政区毎)「国勢調査2012年(2)」は2013年3月末に刊行されたが、9月末にそれに続く第2回報告集が出た。今回は年齢・性別の分析である。旧聞になってしまったが、紹介したい。...
根本 利通(ねもととしみち) ザンジバル交易史の第一人者アブドゥル・シェリフ(Abdul Sheriff)氏の新著である。原題は"Dhow Cultures of the Indian Ocean-Cosmopolitanism, Commerce and...
根本 利通(ねもととしみち) 栗山保之『海と共にある歴史-イエメン海上交流史の研究』(中央大学出版部、2012年1月刊、3,800円) 📷 本書の目次は以下のようになっている。 序論 第1章 イエメンと国際貿易 第1節 イエメンと紅海貿易...